子どものおたふく風邪の初期の軽い症状は?ワクチン治療や熱について
2016/10/28
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子供の病気はいつも突然ですが、おたふく風邪などの流行性の病気になると、親はドキドキしますよね。
今の大人が小さい時は、予防注射などはなかったので、誰もが一度はかかった経験があると思います。
今回はそのおたふく風邪の初期症状から治療までまとめました。
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目次
おたふく風邪はほっぺたの腫れ以外にも特徴があるの?
一般的には、初め軽い熱が出て耳たぶの直前の直下がだんだん腫れ上がってほほまで腫れ、舌下膜や顎まで腫れてきて痛み、物をかんだり飲み込んだりしても痛む、と言われていますが、最初から熱が出なかったり、風邪の初期症状と同じように、鼻水や咳、ちょっとした筋肉痛の症状が出ることもあります。
ただ、特徴的なのは、耳の下や顎の下が痛む、または腫れてくる、という症状が現れることです。痛みは、片方だけの場合も両方の場合もあります。
小さな子どもの場合は、耳の中が痛むや、頭が痛い、と訴えることもあるようです。
熱がでないおたふく風邪もあるの?
先ほども書きましたように、熱が出ないおたふく風邪もあります。
おたふく風邪は、“ムンプスウイルス”というウイルスが原因で起こる症状で、程度には個人差があります。1週間ほど熱が40度続く場合もありますし、子供によっては感染しても特に症状が出ずに、気付かぬうちに治っていたということもあります。
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子どもがおたふく風邪の疑いのときはまずどうしてあげる?
おたふく風邪の疑いがある場合は、速やかに小児科、または耳鼻科で診察を受けることが大切です。
特に、周りで流行している場合は、感染力の強いウイルスなので、かなりの高確率でおたふく風邪を患っている場合がありますので要注意です。
おたふく風邪の潜伏期間は、2~3週間と言われています。この期間の間に、おたふく風邪が発症したお友達と交流があれば、まずおたふく風邪が疑われるでしょう。
おたふく風邪の治療方法・ワクチンなど
病院にておたふく風邪と診断されても、おたふく風邪のウイルスに直接効く薬は未だ開発されていないようです。
病院では、対症療法として、解熱鎮痛剤が処方されるようです。発熱、痛みにアセトアミノフェンの内服薬、坐薬、イブプロフェンの解熱鎮痛剤がそれです。
小児科でよく処方される解熱鎮痛剤のカロナールが出ることも多いそうですが、やはり熱が出たり、痛みがあるのは体が戦っている証拠なので、むやみに解熱鎮痛剤を使わずに、大方元気があり、食事、水分がきちんと取れているようであれば、薬を飲まさず様子を見る、でもよいかと思います。
保育園や幼稚園、学校を休む期間としては、腫れが起こってから5日以上経過し、かつ、発熱、体の痛みがないことが前提のようです。登園、登校に際しては、主治医の判断を仰ぐとよいでしょう。
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おたふく風邪予防のワクチンはいつ受ける?
また、おたふく風邪の予防法の一つとして、ワクチン接種があります。
1歳から接種可能で、数年後に2回目を受けるのが、免疫をつけるために重要です。
おたふく風邪は恐れる病気ではありませんが、まれに重篤な合併症を引き起こすことがありますので、早めの治療、予防、適切な判断で子供を守ってあげたいですね。